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「福業」のススメ

「福業」のススメ「福業」のススメ
谷口 晋一

あさ出版 2008-05-20



谷口晋一さんの「「福業」のススメ(あさ出版)」です。

谷口さんは、ご自身が副業で成功した経験から本書を出版し、副業ではなく、「精神的な充足」と「経済的満足」のダブルの幸せを手に入れるという「福業」を提唱されています。

谷口さんとは、セミナーでお会いして名刺交換もさせていただいたのですが、とてもエネルギッシュな人で、その場にいる全員と名刺交換したのではないかと思うほど動き回っていました。

また、ホメゴロシの会を主催、業界や職種に捕らわれず、色々な人たちをつなげる場を提供しています。
私も今月、渋谷で行われた会に参加しましたが、通常のサラリーマン生活を送っているのでは会えないような人と知り合うことができました。

谷口さん、およびホメゴロシの会を詳しく知りたい方は、谷口さんのブログ「福業(ダブルワークライフ)のススメ」や、谷口さんの会社である「セラポート」へどうぞ。

読む前のイメージとして、「私はこうして成功しました。」と言うサクセスストーリーと、XXしましょうと言う教科書的(一般的すぎて実践しづらい)なアドバイスの合わせワザかと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

セカンドビジネスとして、我々がイメージするものを取り上げ、それらのメリット、デメリットをあげるだけでなく、その商品が良いものなのか悪いものなのかを見定める方法、稼げるようになるにはどれだけ大変かなどが具体的に書いてあり、流行っているからと言って安易に飛びついても成功しないというアドバイスは、とても参考になります。

また、始める前に競合店を調査するのは誰もが考えると思いますが、FCの本部を飛び込みで調査することを考える人は、あまりいないのではないでしょうか。
これは、飛び込み営業をこなし、ビジネスを自ら展開して来た谷口さんだからこその視点だと思います。
いろんな人に協力してもらって調査をし、より多くの意見を集めるというのも良かったです。

このようなことは、他の本にはあまり書いてるものがなく、とても参考になりました。

また、詐欺にひっかかった話なども包み隠さず載っています。
その後の対処法も載っていますので、ビジネスを始めようと考えている会社の主催するセミナーや説明会に出る前に、ぜひ知っておくと良いと思います。

私も副業について考え、「週末起業セミナー」などにも参加しました。
そこでも得られるものはありましたが、「福業」のススメの方が実践的で得られる情報が多かったです。
特に事前の準備や調査、セミナーの利用の仕方などは、とても良かったですね。
私は山登りはしませんが、山登りに例えているのはわかりやすかったです。
「もう山の麓まで来ている」などは、そこはもう準備段階でなく、準備は終わってなきゃいけなくて、後は計画に沿って登るだけなんだというのが、よくわかりました。

税金や確定申告などの話も載っていて、福業でお金を稼げるようになった後のことまで書かれていて、始める前に知っておくべきことが一通り書かれているなと感じました。

福業では、幸せになることを重視していますので、家族のいる方は、まず家族の了解を得てから始めることの重要性についても書かれています。

副業を始めようと考えている人はもちろんですが、お金をかけずにビジネスを始める方法やアイデアについても書かれているので、起業を考えている人にもおすすめです。


■読みメモ

自分が楽しめないビジネスは、人を幸せにできない。

セカンドジョブの成功率を高めるためには、準備段階での情報収集は非常に重要。
しかし、「その情報は今欲しいものなのか、本当に欲しいものなのか」「もっと安く入手できないのか」など、情報を見極める冷静な視点は忘れない。
その場で購入せずに一晩考えたり、第三者に見せて意見をもらうことも必要。

説明会には必ず行く。
説明会の雰囲気の不自然さなど、数字では測れない「違和感」は大事にすべきポイント。
その場で契約してはダメ。必ず家に持って帰って冷静に検討する。
印鑑は持っていかない。
自分が一番信用できない。

飛び込み訪問で相手を知る。
イベントやセミナーは、ビジネスの中身について流暢に説明できる人が対応する。
突然本社や本部を飛び込み訪問すると、相手は心構えができていないため、本来の姿がでる。

「好き」と「得意」を組み合わせる。
ただし、「好き」と「得意」を組み合わせ考え出したものであっても、社会的ニーズがまったくなければ、ビジネスとして成り立たない。

競合調査をするときは、自分だけでなく、できるだけたくさんの人に手伝ってもらう。
特に冷静で辛口なことを言う人の意見は貴重。
そのビジネスが主な顧客としている「ターゲット(層)」を見極め、そのターゲットの意見、感想を素直に聞く。
競合調査はビジネスを始める前の調査ではなく、山登りでいえば、すでに山の麓まで来ている状態。
もう一度ここで気を引き締めて装備を点検する。

ダブルワークは無理なく続けられることが重要。
やりたいセカンドジョブのスタイルが、本業と平行可能かどうか、じっくり計画を立てる。
今の仕事状況では実現できないとしても、立場が変わったら実現できることもある。その時は、それまで違った方法でできないかどうかを検討してみる。

福業はまず家庭円満であること。
配偶者には、セカンドジョブをすることをきちんと説明し、納得してもらってからはじめる。
基本は1対1で話すのを厳守。
1度の説得で失敗しても、時間をかけて改めて話を聞いてもらう。
相手の不安を取り除いてあげることが重要。

ダブルワーク生活にはいつか終わりがあることを意識しておく。
1つは、セカンドジョブとして取り組んでいたビジネス事態が社会に受け入れられず、やむなく撤退する時。
もう1つは、ダブルワークという生き方を見直したい時。


■こんな人におすすめ

副業を考えている人

起業を目指している人

小さい企業の社長

個人事業主

どうやったら経費が減らせるかと思っている人
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紀伊國屋新宿本店ブックフェア 

9月15日から10月5日まで、紀伊國屋新宿本店で『お手軽本にさよなら!本当に「できる人」になるための問題解決本フェア』が開催されます。

このフェアで、野口吉昭さんの『コンサルタントの「質問力」』と、横田尚哉さんの『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ』を同時に買うと、非売品の講演セミナーのCDが特典として付いてきます。 

CDは、8月7日に行われたセミナーの収録CDです。

最強の自分マーケティング10 
「伸びる人・稼げる人の絶対条件「質問力」を手に入れる!」 

元Amazonのカリスマバイヤー土井英司さんが、HRI代表であるコンサルタントの野口吉昭さん、ファンクショナル・アプローチの横田尚哉さんの2人のコンサルタントを向かえ、「質問力」をテーマに対談しました。

私もこのセミナーを聞きに行ったのですが、実際に目の前で見ると、野口さんは写真より若く、服もオシャレで、なかなかダンディーでした。
また、コンサルタントと言うことで、よく言えば理路整然としている、悪く言うと理屈っぽい感じの人かと思っていましたが、笑いや人情の機微にも精通していて、とても面白い方でした。
話上手です。
右脳と左脳の使い方のバランスが良い人なのだと思います。

横田さんは、このとき初めて知ったのですが、公共事業のコストを10年で2000億円削減した建設コンサルタントです。
それは何のためなのか?それは誰のためなのか?という極めてシンプルな質問をすることで、お役所の人たちが、本当にそれが必要なのか?と言うことを自問するようになり、無駄な建設を止めるそうです。
対談では、土井さんの「なぜコンサルタントになったのですか?」と言う質問に、「日本の未来のためには、自分がやらねばと思って」と答えていました(正確なやりとりは忘れてしまいましたが、だいたいこういう感じでした)。
往年のアニメ、新造人間キャシャーンのようなセリフですが、私はこのとき、思わず拍手をしそうになってしまいました(笑)。
見た目に似合わず、心の中は熱い人です。
横田さんとは、その後メールで何度かやり取りもさせていただき、ミクシィでマイミクにもなっていただきました。

会場に行けなかった方、もう一度聞きたい方は、お急ぎください。
特典は先着限定となっています。
ブックフェアは10月5日までですが、特典はすぐになくなる可能性があります! 

まだこの2冊を買っていない方は、この機会にぜひどうぞ。
このフェアは、新宿本店のみのフェアです。
ネットや他店舗で買っても意味がありません。

ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
横田 尚哉

ディスカヴァー・トゥエンティワン

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52)コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52)
野口 吉昭

PHP研究所

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